決めている

この道の行く先に

誰かが待っている

 

待っていてくれるのか、誰かが。

そんなこと思えない日々を重ねている。

私はどこに行くのか。今の私が想像もしていなかったところであったら良い。

フィクションと共に生きていきたい。

フィクションに私の命を使いたい。

それほど私に思いつめさせるものがある。

 

手紙を出す。私にフィクションに命を使わせてくれと、手紙を出す。心をちぎって込めている。

 

働くことだけが人生ではない。でも、命の使い道はもう決まっている。

 

私は決めた。私は決断した。

私の命はフィクションと、それを取り巻く人々のためにある。

5年で10年分の命を使うような仕事をしていきたい。きっとそれは職業の時間の外も含めてやっていける。

 

私は決めたんだ。また手紙を出します。